- ブログネタ:
- Linuxに関する運用 に参加中!
数年前に買ったネットブックがあった。
Acer Aspire One 533 (AO533)、「Atom N455 1.66GHz」 + 「Windows 7 Starter」 という非力な環境ながらメモリ増設で補強してソコソコ遊べる端末として使っていた。
(当時の記事 : Acer Aspire One 533 (AO533) のメモリを 2GB に入れ替え)
が、その AO 533 の HDD がクラッシュ!
「壊れているのは HDD だけ」で他の機能は生きてる。捨てるのは忍びない。
80G と小さ目サイズの HDD (SATA 9.5mm厚) をオークションでお安く入手。
OS として LinuxBean を入れてみた。 そのメモ書きです。
■ 既存 HDD から、Windows 7 Startar は救えず…
もともと内蔵の HDD は 160GB。 パーティション分割でリカバリ領域が確保されていて、DtoD 復旧ができる仕組み。
この DtoD があったのでバックアップも取らずに使っていたら、急に Windows が起動しなくなった。
色々手を尽くして調べたところ、HDD の特定の部分にアクセスしようとすると、あらゆる動作がストップ。
うむ、HDD のクラッシュのようだ。
またまた手を尽くしてリカバリ領域のデータをバックアップしようとしたけど、これも叶わず…
「んーまーいっか!」
アレコレやっている時間が勿体なく感じたので、スッパリと諦めて既存 HDD は破棄することに。
諦めの良さを後押ししたのは、「Linux を入れれば Starter と同じくらいのことできるよな〜」 と思っていたから。
■ オークションで載せ替える HDD を購入
代わりとなる HDD は、次のような条件で探しまわる。
- 2.5インチ SATA
- 9.5mm 厚 (AO533 既存 HDD と同じ厚さ)
- 1,000〜2,000円
- できるだけ容量が大きく、速いもの
数週間ほど探して購入できたのは、「東芝 MK8037GSX : 80GB 5400rpm SATA」。
(「楽天オークション」で「MK8037GSX」を探してみる)
同容量でもう少し安いのもあったけど、これは 1プラッタ:80GB なので、多少はアクセススピードに貢献してくれるかなーと。
もっとお金を出せば良い物が手に入るけどね。 ここに 5,000円とか出すくらいなら予算追加して新しい PC 買ったほうが建設的。

HDD 交換は、メモリ交換と同じ要領で可能。 AO533 の裏蓋を外すとこまでできれば小さいドライバーだけで簡単にいける。
(参考 : Acer Aspire One 533 (AO533) のメモリを 2GB に入れ替え)
■ Linux ディストリビューション選び
USB メモリからのインストールで、色々と試しました。
(ちなみに、Linux の ISO イメージなどを USB メモリに書き込むのには、「LinuxLive USB Creator」 という Windows 用ソフトウェアを使いました。数回使うだけのツールですから、Portable Edition があるのは嬉しいですね。日本語化もされてるし。)
以下、試したリスト。 AO533 は非力なマシンなので、軽量なディストリビューションに絞ってます。
-
Linux Mint Debian Edition (201403)
できればコレが本命だったのだけれど、USB メモリから起動できず… -
KonaLinux (Ver.2.3 Light)
ものすごい軽量。
ただし、以下の理由で利用を断念。
・CPU がシングルコアとして認識される(kernel がソレ用)(AO533 搭載の Atom N455 は HT の 2コア)
・有線LAN/無線LAN アダプタが、認識される時とされない時があるという不安定さ -
Debian (7.0 wheezy)
普通に使えました。
最小構成なので、必要な物をコツコツと足していけば自分好みの環境にできると思う。
だけど、あんまりそこに時間をかけてたくなかったので、利用を断念。 -
Lubuntu
普通に使えました。
でも、下記 LinuxBean に出会えたので格下げ。 -
LinuxBean (Ubuntu 14.04 ベース、1405?? 版)
普通に使えました。
Lubuntu よりも初期状態の消費メモリが少なく、そのぶんちょっとは動作も機敏かな?
独自のカスタマイズツールなどで誰でも簡単に使えるように仕上がっている。
ヨシヨシ!これに決定!
linuxBean のインストール
■ AO533 での使い心地は…
んー、まあこんなもんですよね。
Linux = 軽量! なんてのは幻想です。
ブラウザ(Chromium)を起動して Web を見るだけでも、Windows 7 Starter で使っていた頃と大差ありません。
Atom CPU なりのもっさり感。
メモリは 2GB 積んでいて、SWAP は発生していないから、そこが遅さの原因じゃあない。
もう昨今のブラウジングにはそれなりの CPU パワーが必要ということなのだろうね。
Opera は起動が速いけど、実際の動作は Chromium のほうが速い。メモリ 2GB が影響しているかも。
ブラウザで Youtube を見るのも、画質「720p」ではコマ落ちがある。「480p」なら大丈夫。
とはいえ、パフォーマンス云々は LinuxBean のせいではない。
コレ以上は切り詰めてカリカリチューニングしても劇的な改善は無いと思うので、このまま使うとしよう。
と、低パフォーマンスはほぼマシンのせいなのだけど、実際の運用・利用について、Ubuntu 14.04 がベースだから色々と情報集めし易いのがとてもありがたい!
ここは1つのポイントですね。
■ Linux でのハードウェアの認識状況
LinuxBean で AO533 搭載のデバイスを問題なく使えている点が評価すべきポイント。
CPU も HT の 2コアとして認識されているし、音も出る。 有線・無線LAN も Windows の頃と同じように使えている。
他のディストリビューションでは(上述のように)無線LANの挙動が不安定だったり、有線LAN でも「ケーブル挿しただけでは使えない」なんてこともある(いちいち ifup とか)。
そこがスルっと当たり前のように使えているのは、とてもありがたい。
誰かの参考になるかもしれないので、Linux 上で AO533 搭載のデバイスの認識状況を載せておこう。
-
lscpu
CPU は 2 コアとして見えてますね。
-
/proc/cpuinfo
(面倒なので見きれたキャプチャですが)CPU が processor 0 と 1 というように、2コアとして認識されている。
flags に ht があるので、Hyper-Threading として動いているのがわかる。
CPU 名も 「Intel Atom CPU N455 @ 1.66GHz」 と書かれていますね。
動作クロックは、負荷によって 1GHz になったりと変動する。
-
lspci
無線LAN アダプタ:Broadcom の BCM4313、こいつがディストリビューションによって挙動が不安定。
kernel modules(bcma)がディストリによっては入っていないので、自分で入れる必要があることも。
LinuxBean は何も考えずに使えるのが嬉しいね。
-
lsusb
1行目にある 「Suyin 〜」 が、液晶画面の上に付いている CCD カメラみたいだね。
動作するかはまだ試していないので、後々レポートしたい。
/dev/video0 があるから、使えるんじゃないかな〜?
■ 取り敢えず動くようにはなった
久々の Linux なので、色々とコマンドを思い出しながら触ってますが、楽しいです。
ネットブックという非力な環境だからできることも限られちゃうけど、「制約の中でいかにやりくりするか!」 というマゾ的な楽しみはゾクゾクするものがあります。
もろもろのカスタマイズ、他の人にも有用そうなことがあったら載っけていきたいと思いまーす。

コメント
コメント一覧 (1)
エーサー情報、いつも有難うございます。
エーサー533についてお聞きしたい事があります。
電源しか入らず、まったく起動しません。
ご迷惑でなければ、お助けください。
突然に厚かましいお願いで申し訳ありません。