革製のトートバッグ。
安いし、ちゃんと革製だし、デザイン的にもシンプルなので、気に入って使っていました。
が、しかし!!!
「安かろう悪かろう」 ってことかもしれませんが、数日使っているうちに鞄の崩壊が始まります。
肩掛けベルト・ストラップを固定する部分、Dカンを縫い付けてある部分の縫い糸がほつれ始めたのです。
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
■ ようはガッチリ固定すりゃいいんだ!
壊れたからといって捨てるのは忍びない。
返品・交換したところで、構造上同じようにホツレてくるのは目に見えている。
縫い付けをやり直す縫製の能力はからっきし無い。
接着剤での補修もその場しのぎにしかならないだろう。きっと。
色々と考えて 「ホッチキスみたいなものでガッチリ固定しよう」 という結論に至る。
アメリカンなバイクの革シートが、金属のリベット・鋲に打たれている、あの感じだ。
やったろーじゃねーか!
■ カシメ、 あなたカシメっていうのね!
小さいキノコ状の金属を2つ合わせて布やら革やらを点で留め付けるパーツ。
鞄に付いている金属パーツと同じ色になるもの、そしてかなり厚手の部分に使うので、足長タイプをネット上で探します。
(近所のそれっぽいお店を数軒見たけど置いてなかった)
本職の人は「打ち具」や「打ち台」などの道具を持っているのでしょうが、持ってないしあまり道具にお金を掛けたくない。
ということで、絶対に必要になる 「打ち具」 付属のものがありました!ありがたい!
■ 初めてのことなので、テストから
何事にも練習は必要。
試験素材として、キッチンペーパーを何回か折りたたんで、厚手の生地の代わりを作る。
細いパンチなど当然無いので、錐・キリで穴を開け、そこにカシメのオスを差し込む。
オスの頭が出たら、そこに対になったメスをかぶせる。
あとは、打ち具 を載せて、ハンマーで叩く!
打ち台がないので、薄手のクッションを敷く。 机を傷付けない、かつあまり衝撃を吸収しすぎない、適度なクッションがあるといい。
今回は、フリーペーパー的な薄い本を用いた。(ここで言う薄い本とはそういう本ではない)
で、結果としては失敗… 斜めに力を加えたため、軸が曲がってしまった。 なるほど(・〜・)
なんとなくコツは掴んだ。 さて、本番だ。
■ 生地が厚いからナカナカ大変
新しい穴を開けず、縫い糸の穴を利用した。(写真は、すでにカシメを1つ付けた状態)
錐でホジホジして、穴を拡張する。
オスのカシメを刺し、どうにか鞄の中、裏地に頭が出せる状態になった。
足長(8mm)のカシメを選んだけど、もう数ミリ長いものがあれば、それでもよかったかなー?
(写真だと1mmくらいしか頭が出てませんが、片手でカメラを持ちつつー、だったので、本当はもう少し頭が出てます。)
裏地(茶色い布)も一緒にカシメで打ち込んじゃいます。
本当は裏地の縫い付けを解いて〜とかやったほうがいいんでしょうけど、その技術がないし、使う上で困らなければそれでOK!
コンコンと少しずつ打ち具の角度を傾けて、偏った力がかからないよう、かつキチンと固定できるよう、ハンマーを打つ。
気分は靴屋の小人さん♪ (が音は結構ウルサイ)
■ 完成! したけど!
写真のように2箇所にカシメを打ち込んで、どうにか固定ができました。
ふぅ

喜んで荷物を入れて肩掛けで担いでみたら…
すぐにカシメのオス・メスが外れた/(^o^)\
どうやら打ち込みが甘かったようです。
今度はもう少し力をかけて、かつ裏からも表からも、何度か裏返してシッカリと打ち込みました。
うむ。とりあえずは大丈夫みたい?
■ 面白いですね ものづくり
もともと手を動かしてもの作りをするのは好きなので、やっているときは楽しかったです。
今回打ち込んだカシメもすぐ壊れてしまうかもしれませんが、まあソレはそれ、素人仕事ながら楽しい経験ができて良かったと思います。
余ったカシメもどこか別のところで使えるだろうし。
また1つ新しい経験をして勉強になりました!

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