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今まで使ってたコンデジ (コンパクト デジタルスチルカメラ)、まだまだ現役なのだけれど、もうちょっとオートフォーカスが速かったり暗い所でもキレイに撮れるといいなあ、と思いながらネットを見ていると、ナカナカお手頃な価格で良さそうな機種を発見!
で、即購入しちゃったのが Nikon COOLPIX S8200

最近のデジカメらしく、カメラ内での簡単な写真加工や追尾フォーカス・顔検出「笑顔自動シャッター」、高速連写などの機能は網羅されてます。
と言っても、コンデジの一般的な使われ方として、色々な機能はほとんど使わず、ただ「撮って見る」というケースが大多数だと思う。
シャッターチャンスは一瞬なので、とっさにカメラの機能を使う・呼び出すことはなかなか難しいですよね。
コンデジの良さって、そういう細かい設定・機能を意識せず、取り敢えずオートでバシャバシャ撮れる。んで誰が撮ってもソコソコキレイ、というところだと思う。
そんな訳であまり突っ込んだ使い方はせずに、普通に使ってみた感想などを書いてみます。

COOLPIX S8200 購入に至ったポイント
各社、同じような機能・価格帯のコンデジが発売されていますが、この機種を選んだ理由、軸となるのは下記の4つくらいです。

  • 光学ズーム 14倍
    子供がいるので、運動会やら何やら、近寄って撮れない状況が多くある。そんな時には光学ズーム倍率 10倍以上は必須なのです。
    デジタルズームは画が汚くなるだけですから使いません!
  • 裏面照射型CMOSセンサー
    カメラですから撮影性能は高い方が良いに決まってますよね。撮影素子の性能が良ければ、被写体の動きが速くても、暗くても、遠くても、よりキレイに撮れる。
  • 暗い所でもフラッシュ無しで撮れる
    暗い → フラッシュ ってありがちですけど、すごく残念な写真になりません?目で見ている情景と全く違う画。
    上記 CMOS センサーの能力により、暗くてもフラッシュ無しでそこそこの画が撮れるようになる。
    また、14倍ズームレンズながら「開放F値:f/3.3-5.9」と、まあまあ明るいレンズを採用しているのも期待できる。
    S8200 は フラッシュ時の不自然さをカバーする機能 を持っていますが、出来ればフラッシュをたきたくない。個人的な好みかな?
  • COOLPIX S8200 前面
    カラーバリエーションが4色から選べる
    即決した大きな要因です。
    買ったのは「赤」。パッと見のインパクトが鮮烈!

開封、外観

COOLPIX S8200 箱 COOLPIX S8200 付属品など
箱を開けてみて……充電池・バッテリーの充電方法、最近のデジカメはカメラ本体にUSBケーブルをつないで、カメラ内で充電するんだね。
右上のバッテリー充電器のように見えるのは、電源コンセント-USB 変換アダプタ。


COOLPIX S8200 後面 COOLPIX S8200 端子部
触った感じは、もっと大きいかと思っていたので、予想以上に小さくてほどよい重さ。
左上に飛び出し式の内蔵フラッシュ。
側面の端子部には、HDMIミニ端子 (Type C) と、独自コネクタ (USB / AVケーブル用) がある。


COOLPIX S8200 沈胴レンズ ワイド端 COOLPIX S8200 沈胴レンズ テレ端
沈胴式レンズのワイド端−テレ端での飛び出し具合。
ズームのスピード感は普通です。
イライラするような遅さはありません。

あと、側面の中央に銀色でポチッと見えるのがストラップホール。
この面に1箇所だけで大きさも小さいので、一眼レフ用のような5mm幅くらい?の両側で吊すストラップは使えないですね。


※ ここまでの写真は、ソニー デジタル一眼α NEX-3 というミラーレス一眼で撮ってます。

撮影サンプル
ここから COOLPIX S8200 で撮った写真です!
  • モードダイヤルを [オート撮影モード] にして撮っています。
    [ホワイトバランス]、[ISO感度設定] も [AUTO] です。これは意図的です。
  • 4000x3000 ピクセルの画像モードで撮影。
    公開にあたり加工・縮小などはしていません。そのため、1ファイル 2〜3MB あります。
    画像の EXIF に撮影データは残っているので、必要な人は見て下さい。
  • [マクロ (接写) モード] の ON / OFF は、撮影時に適宜切り替えています。

それでは見て行きましょう。

COOLPIX S8200 蛍光灯下での色の再現性
室内、夜に蛍光灯の灯りの下で撮影
蛍光灯下らしく、色が緑っぽいというか青っぽいというか。
変に加工していない素直な画になっている、とも言えます。
被写体によっては、[ホワイトバランス] の調整が必要かもしれませんね。


COOLPIX S8200 工学ズームテスト ビル ワイド端 COOLPIX S8200 工学ズームテスト ビル テレ端

COOLPIX S8200 工学ズームテスト 電線の鳩 ワイド端 COOLPIX S8200 工学ズームテスト 電線の鳩 ワイド端
ズーム (望遠)
本当は晴れた日に撮りたかったんですけどねー。曇り空でした。
しかし光学ズーム:14倍はすごい。
ズームするとどうしても手ブレの影響が強く出てしまいますが、手ブレ補正がうまく利いてくれている感じです。
ズームした建物のタイルも、一枚一枚がちゃんと見えます。
動物の撮影もこれくらい寄れれば逃げられずに撮れそうかな。


COOLPIX S8200 マクロ撮影 お寿司 COOLPIX S8200 マクロ撮影 カツ丼
COOLPIX S8200 マクロ撮影 桜のつぼみ COOLPIX S8200 マクロ撮影 水道
マクロ (接写)
ズームに劣らず、マクロもかなり優秀です。
店内撮影でフラッシュは周りに迷惑ですけど、フラッシュ無しでも大丈夫。
変に暗くもなく、明るくもなく、店内の明るさ・目で見ていた明るさで撮れています。
でも、明るさ調整したほうがもっと美味しそうに撮れると思う。

桜のつぼみも、枝先だから微風でも揺れちゃってちゃんと撮れるか不安でしたが、ディテールまでブレずに撮れてます。

水道の水は「ビュルルルッ!」って感じ。
速い時間ですぐに形が変わってしまうので、一瞬を切り取るような画を撮るにはもっとシャッタースピードを短くできないといけないですね。
[オート撮影モード] 以外だとできるのかな?試してないや( ´∀`)


COOLPIX S8200 暗所 夜の公園 フラッシュ無し
↑フラッシュ無し
↓フラッシュ有り
COOLPIX S8200 暗所 夜の公園 フラッシュ有り
暗所 / フラッシュ
暗い所でフラッシュ無しだと、どれくらい撮れるのか?
また、その時にフラッシュを焚いたらどうなるのか?
夜の公園で試してみました。
公園の中にある常夜灯から1〜2m離れたところにある水道・水飲み場です。
[オート撮影モード] でフラッシュ無しだと、光量確保のために自動的にスローシャッターになります。
つまりシャッターが1〜2秒開きっぱなし。
なので、手持ちで撮影するとほぼ確実にブレますし、動く被写体は撮れません。
暗い夜の公園ですからね。普通ならフラッシュ使うのが当たり前の状況ですし。
フラッシュ有りだと、フラッシュ光が届く範囲の明るさを基準にするため、遠くは暗闇になってますね。
しかし、サンプルは撮れませんでしたが、[夜景] モードにしたり、[逆光] モードで HDR を利かせればもっと違った写真が撮れるのかなー?


COOLPIX S8200 暗所 奥にフォーカス
↑暗所でマクロ OFF
↓暗所でマクロ ON
COOLPIX S8200 暗所 手元にフォーカス
暗所 / マクロ
と、上記の公園は本当に暗かったのでノイジーな写真になってますが、こちらは同じ夜でも人が安心できるくらいの明るさがある環境です。
奥のスターバックスコーヒーにピントを合わせた写真と、手元のカップをマクロをONにして撮った写真。
暗いので手元のカップはノイズっぽいですね (私のピント合わせも甘かったです・・・)
といっても、4000x3000 サイズでこの程度ですから、全体が見えるサイズに縮小したりプリントしたら気にならないでしょう。
フラッシュ無しでこれだけ撮れれば充分です。


COOLPIX S8200 逆光 雲 COOLPIX S8200 逆光
COOLPIX S8200 逆光 椿
逆光
太陽に向かってレンズを向けてみました。
空を撮影する人って結構いると思うので、参考にして下さい。

椿の写真は、左側、枝葉の間から太陽の光がキラキラと漏れているのを撮りたかったんだけど・・・もうちょっと光があって欲しかったな。
これくらいの逆光であれば、被写体も影にならない、ということで。

上記撮影サンプルはすべて [オート撮影モード] で撮ったので、S8200 の本領を発揮できていない写真もあります。
なので、モードダイヤルで [おまかせシーン] や適切な [シーン] を選んであげればもっと綺麗な画が撮れます。
それと言い訳になりますが(;´∀`)、撮影しようとした日に限って曇や雨が続いてしまい、晴天の明るい環境で撮れませんでした。

使用感・問題点
と、撮影能力を褒めるのはコレくらいにして、しばらく触ってみて気になったことを列挙してみよう。
さすがにお安いですし、神カメラ!とは言えない部分もあります。

  • モードダイヤルが固い
    これくらい固ければカバンの中で勝手にダイヤルが回ってしまうことはまず無い、っていうくらいの固さ。
    右手の親指で回すのは諦めて、両手を使いましょう。
  • 電源ボタンが押しづらい
    これも誤動作対策なのだろうけど……使い易さとトレードオフなのかね。
  • フラッシュが出っぱなし
    飛び出し式のフラッシュ、一度飛び出てしまうと、電源を落とすまで引っ込んでくれない。
    手で押しても飛び出たまま。
  • 操作音のボリュームが気になる
    AF (オートフォーカス) でフォーカスが定まった時、音を出す/出さない の設定ができますが、その音量までは変えられない。
    AF 音とキー操作音が同じ設定項目なので、AF 音は欲しいんだけどキー操作音は消したい、って設定ができない。
    設定できないなら、音量の調整くらいはできてくれるといいな。
  • USB接続端子が独自形状
    USB 端子が、オーディオ/ビデオ出力 (赤白黄色のケーブル) も兼ねているので、汎用性のない端子になっています。
    バッテリーの充電にこの端子を使うから、とっさに充電が必要になった時には汎用性のある形状のほうが良かったなあ。
上記以外、バッテリーの持ちだとか、起動時間だとか、特に不満点はありません。

ガンバッてみた作例

COOLPIX S8200 マクロ撮影 スズメ COOLPIX S8200 マクロ撮影 象のおもちゃ
COOLPIX S8200 マクロ撮影 ムーミン
[マクロ (接写) モード] を ON にすれば、ボカすこともできる
上記の通り、[マクロ (接写) モード] が結構しっかり撮れます!
マクロを ON にすると、ぐっと被写体深度が浅くなる・ピントの合う場所が狭められるので、逆にピントが合わない部分がボケて撮れる。
すると、1枚の写真の中にピントが合う部分と合わない部分ができて、最近流行りの一眼レフで撮ったようなボケ味を出すこともできる。

光学ズームを使ってマクロズーム?ズームマクロ?みたいな撮り方もある程度は可能。
ただし、14倍 まで倍率を上げての顕微鏡のようなマクロ撮影は、さすがにピントが合わずに撮れませんでした。


COOLPIX S8200 複雑な被写体
ゴチャゴチャした被写体
曇って空が真っ白になり逆光っぽい状況だったけど、細かいところまで潰れずにいい感じに撮れていると思う。

その他いろいろ
良さそうなの・参考になりそうなのをテキトーに載せときます!
COOLPIX S8200 猫 COOLPIX S8200 仏像 COOLPIX S8200 COOLPIX S8200 看板 COOLPIX S8200 緑の道

はいー、長々とレビューしてみました。
「型落ち」として安くなっているとは言え、2011年9月発売モデルですから必要十分な能力を持っています (2012年3月執筆時)。
ぽいっとカバンに入れておけば、近くのものも遠くのものも、気軽に、キレイに撮れる。
価格重視で使えるカメラを探しているなら、COOLPIX S8200 おすすめしたい逸品です。

S8200 カラバリいろいろ〜
Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) S8200 ブリイアントレッド S8200RD Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) S8200 プラチナシルバー S8200SL Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) S8200 ノーブルブラック S8200BK Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) S8200 ナチュラルホワイト S8200WH

2012/03/25 追記
ようやく天気の良い日にカメラを持ち出せたので、写真を追加しました。