だいぶ更新をサボタージュしてましたが、引っ越しなども落ち着いてきたので、また思いついた事をモフモフ書いてこうよ > 俺。

タイムトラベル系SFの傑作
フラッシュフォワード
フラッシュフォワード
で、フラッシュフォワード を読みました。
ある大規模な科学実験の副作用によって、数分間だけ、全人類の意識が未来 (30年後) の自分に飛んだ。
意識が現代に戻り、我に返った人々がとった行動は・・・
と、タイムトラベルものの SF の中でも、独創的で面白いテーマです。
それを見事に描ききっています。
素晴らしい! 面白い本でした!

海外の SF 作品らしく、登場人物が豊かな感情の起伏をもって、活き活きと語り、動き回る。
ハードSFなので、量子力学や宇宙論を交えての、いかにも「本物らしい」タイムトラベルの裏付けや舞台設定もいい。
平行宇宙や、自由意志、因果律。
この本でもテーマの1つになっていて、登場人物たちもその不確定な理論に戸惑い、科学的な裏づけの無い憶測の中で葛藤する。
海外 SF の面白さって、この登場人物たちの織り成す人間模様なのだなあ、と思う。
個性的なキャラクターに依存しない、普通っぽい人々が活躍したり、活躍しなかったりするストーリー。

ハードSF って大抵は小難しい科学理論や理屈で数ページ埋められてて、ナナメ読みする部分が多々あるんだけど、この本はそのバランスが良いのか、全て楽しく読めます。
おすすめです!