そこはかとなく面白くない映画 でした。

※ 以下ネタバレ有
箇条書きにしてみよう。
  • 主人公:M.デイモン は、戦争から帰還して堕ちぶれているんだが、堕ちぶれきれていない。
    酒飲んで博打をしても、爽やかデイモン。
    ゴルフに復帰したら、堕落の影も形も無くなる校正っぷり。
  • 元恋人:S.セロン との復縁があるんだけど、二人の感情の描写が希薄。
    お互いに気になってるんだけど・・・っていう恋愛のモヤモヤ感が必要だろうに。
    コロコロコミックかっつーくらい恋愛描写が下手。
  • 謎のキャディー:W.スミス が中途半端なイメージ。
    飄々としていながら、預言者のようなアドバイスをし、人生の本当を知っている。
    そんな面白い役回りなのに、キャラクターが際立っていない。
  • ゴルフ映画として、勝ち負けを競っている切迫感が無い。
    負けそうだったけど大逆転!って見せ場があるのにも関わらず、だ。

そんなこんなで、モヤーっとした雰囲気 が全体を漂います。
ゴルフの試合に街全体が一喜一憂するような時代のお話なので、そういう能天気さを描きたかったのだろうか?
だとしたら、失敗している、と言わざるを得ない。

テーマは、ゴルフになぞらえた「人生訓」 なのだろう。きっと。
でも、深く心に響くことは無いし、エンディングに感動することも無かった。
幸いなのは、ゴルフの知識が浅くても問題なく観られる、という点だ。
「観るのも時間の無駄」 とは言わないが、箸にも棒にも・・・くらいか。